メルセデスベンツ 「CLAシューティングブレーク」
クーペスタイルのワゴン
メルセデスベンツ『CLAシューティングブレーク』が先日発売となりました。特徴として、クーペスタイルを取り入れつつも実用性を兼ね備えた優雅なスタイリングが上げられるかと思います。
元々4ドアクーペだった「CLA」をワゴンに近い形にしてきたのは、時代の流れでしょうか。やはり実用性が伴わないクーペだけではラインナップとして弱かったのか・・・。そんな印象を受けますね。
ちなみに、同社営業企画部商品企画第2課マネージャーの廣澤臣哉さんは、「CLAクーペのデザインが非常に好評かつ、現在も非常に人気のあるクルマなので、このデザインテイストを残してデザインされた」と話しています。まぁ確かに「CLA」のデザインをかなり生かしているように見えますが、結果的に中途半端な車になっています。クーペとしてはリアがダサいですし、ワゴンとしては非常に狭いでしょう。
ただ、だから売れない車かと言ったらそうではないでしょう。最近はSUVとクーペの融合など、掛け合わせるのが主流となっていますから。実用性を追求した車は利益がでにくいため、どうにかデザインで付加価値をつけたい。そんな思いがこのような新しいジャンルの車を生んでいるのでしょうね。
ちなみに内装は「CLA」と同じで、高級感があって個人的に好きですね。まぁワゴンに高級感がいるのかどうかはさて置き、一定以上の人気は出そうな車かなと思います。とくに中途半端(というかなんでも入り)が好きな日本人には、結構人気が出るのかもしれませんね。