マツダ ロードスターRF

オープンカーである必要はあるのか？

先日公表されたマツダ ロードスターRFですが、デザインかっこいいですね。日本車ではかなり攻めたデザインかと思います。

元々日本では車に実用性を求めますので、今回のようにRFみたいな屋根の開閉方法は無駄だと思われる傾向があるかと思います。デザインありきでこの機構を組み入れているのは車好きにはたまりませんね。

おそらく値段も300万ほどになるかと思いますが、一般の型でも手の届くオープンスポーツとしてさらに人気が出るんじゃないでしょうか。

ただこのデザインなら、いっそのことオープンではなく普通のクーペでもよかったように思います。ロードスターを買う層は、手軽にオープンカーを求めるような方が多いと思いますので、屋根は「ソフトでいいや」なんて人が大半かと思います。

実際RFを買う層は、かなりニッチになるのかななんて感じがします。

それならば、ワンランク上のグレードとして剛性なんかを高め、排気量を増やしてクーペを出した方が、新たな顧客を獲得できるような気がします。

まぁどちらにしろこうゆう趣味的な車は、日本での販売はどんどん難しくなるでしょうね。値段を上げて一台の利益を上げていくしか作る意味がなくなる中、ロードスターのような安いスポーツカーには頑張ってほしいです。

ちなみに欧州で評価が高いマツダですが、このRFはどのような評価を受けるのでしょうね。フィアット版も販売が予定されていますし、これからどんどん盛り上がって行ってほしいですね。