【SEMAショー2014】トヨタ 86のワイドボディ
大胆カスタマイズ
トヨタ自動車の米国法人「米国トヨタ販売」はSEMAショー2014において、複数のサイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)のカスタマイズカーを初公開しました。
その内の1台が『スーパーストリートFR-S』と命名された、前後フェンダーを大幅に拡幅した上記のカスタマイズカーとなります。フロント275/35R18、リア295/35R18サイズの幅広タイヤを収めたのが特徴的です。
外観はエアロをふんだんに使っており、さながらGTマシンのような風貌となっています。もちろん外観に負けないようエンジンについても手が加えられており、吸排気系を中心にチューニングがされているとのことです。
室内にはゴッドスピード製の特注ロールケージを装着し、レカロ製のスポーツシートやパーソナル製のステアリングホイールも採用しています。オーディオはパイオニア製ヘッドユニットを核に、12インチのサブウーハーなどでグレードアップされています。
後ろからの眺めは、テールランプ以外86の面影がありません。ただし、悪い意味での表現ではなく、なかなか様になっているなという感想です。低重心かつワイドなボディがここまで似合うとは思いませんでした。若干「不良っぽい」テイストもいい味を出しているんじゃないでしょうか。
こういうカスタマイズカーを見ていると、自分の車もやってみたいなと思うことがありますが、金銭面が問題となってきます。もっと気軽にカスタマイズができる車が増えると新たな市場が開拓できるかもしれませんね。