RX-8
4人乗れてもかっこいい
まずRX-8の特徴として、大人4人がゆったり乗れるクーペであることが言えます。ほとんどのクーペは後部座席を犠牲にしてスタイリングを重視していますが、RX-8はスタイリングと居住性を両立した数少ない一台だといえるでしょう。
ちなみにRX-8のような4ドアクーペというのは結構あったりします。比較的新しいところでいえば、ベンツのCLAなんかがその部類に入ります。
CLAかっこいいですね。私もかっこいいと思います。ですがクーペかと言われればスポーツセダン?とかそっちの言葉のほうがしっくりきます。このように4ドアにするとどうしてもセダンぽくなってしまいます。クーペ好きとしてはやはり2ドアがかっこいいと思ってしまいますね。
そんな4ドアだけどしっかりクーペしてる車はないのか、と思っている人におすすめなのがRX-8なのです。
横から見ても2ドアにしか見えません。ですが、前後観音開きになる「フリースタイルドア」というものを採用しており以下の様にドアが開くのです。
スタイリングは妥協せず、後部座席の配慮をした点からRX-8は素晴らしいクーペの一台だといえるでしょう。ただし、後部のドアは前部のドアを開けてからではないと開かなかったりと実際使う場合には多少の不便さが残っていたようです。※だからほかの車に採用されていないのでしょう。
クーペとして
RX-8はあまりクーペとしてのイメージがありません。そもそもクーペのイメージが高級感であったり上品さという点に行きがちなので、その点でいうとRX-8は遠い存在なのかもしれません。ただそういうイメージは、RX-8という車がノーマル車ではなく改造車の方が多く走っている事に起因します。
よく見るのはこんな感じにエアロがついているものです。これはこれで悪くないとは思いますがせっかくのクーペスタイルが台無しになっているような気がします。
RX-8の魅力はノーマルのクーペスタイルにあると私は思います。
上の写真は初代になります。初代の方がクーペらしいかもしれません。
内装
内装は値段相応でしょう。新車で263万~という価格設定なので、そこを踏まえれば納得のいく内装です。
走行性能
最高出力は235psであり、申し分ないんでしょう。それより特出すべきはやはりロータリーエンジンです。パワーがないとか燃費が悪いとか言われますが、そんな事はどうでもいいのです。ロータリーエンジンという希少価値の高いエンジンを積んでいるのですから、それだけでこの車には価値があります。そう私は思いたいです。はい。
とはいっても、コーナリング性能や加速力などは一般車と比べれば段違いの性能を持っており十分、非日常間を味わえ一台だといえるでしょう。
次期RX-8
RXシリーズについては今後どのようにナンバリングされるかも決まってはいませんが、次期型はコンセプトカーである「靭(しなり)」に寄せる形でデザインされるでしょう。
ちなみに以下が靭です。
これをRXぽくすると以下のようなイメージになるのではないでしょうか。
結構かっこいいと思いますがどうでしょうか?