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愛すべきクーペ達をご紹介

CR-Z

まずは愛車のCR-Zから。

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よくかっこが悪いだのスポーツカーじゃないなどの批判的な意見を見ますが、私はそうは思いません。

そもそもクーペとは走りを追求したスポーツカーとは違い、滑らかな曲線で描かれた車体のフォルムを眺めたり、一般車とは違った走りを楽しむためのものだと私は思っています。

その点で言うとCR-Zはクーペとしてよくまとまっていると思います。前、斜め、横、後ろ。どこからみてもほどよい曲線で描かれておりとてもかっこいい。

まぁそうはいってもこの評価の前提には、価格という概念も含まれます。CR-Zの価格は243万円~とクーペとしては安価な部類に入ると思います。簡単に言えば一般人でも手の届くクーペといったところでしょうか。

お金を出せばもっとかっこいいクーペはたくさんあるでしょうが、一般人でも買える価格帯でここまで綺麗にまとめてきたことに私は賞賛を送りたいです。

 

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日本車では珍しいカムテール型

CR-Zは上の写真を見れば分かるとおり、前方から屋根への緩やかな曲線の後おしりがストンと急に切り取られたような形をしています。こういうクーペを「カムテール」型というそうです。ハッチバックと何が違うんだといわれればそれまでのような気もしますが、見る人が見れば分かる。そんな感じではないでしょうか。

この「カムテール」型のクーペはCR-Z以外にもいくつか種類がありますが、一番好き嫌いが分かれる種類なのかもしれません。

 

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 CR-Zハイブリッド車(エンジンとモータ)となりますが最高出力は120psと、1.5リッターのエンジンだけだと考えてもあまり高くない数値になります。このような点からフィット(RS)よりも加速が悪いなどの評価を受けていることが多々あります。※フィット(RS)132ps

しかし、元々のコンセプトが走りだけではなく環境性能も取り入れた新しい世代のクリーンカーだったため、この点は致し方ない部分ではあると思います。ですが実際に乗ってみるとモータのアシストが強烈なため、フィットRSなどよりも加速はスムーズであり最高出力だけで評価するのはいかがなものかと私は思います。

そもそもサスペンションやフレームなどは、フィットなどのコンパクトカーとは一線を画していますのでコーナリングなどを要するコースなどではCR-Zに軍配が上がるでしょう。この点も普段乗っているときのフィーリングに大きな違いをもたらしています。

 

そして何よりCR-Zの良い点は、中古車が安い!!

あまり人気がないため(そもそも大量に売れる種類でもないですが・・・)発売当初に売れた分が中古として市場にたくさん出ています。これは良い点なのか悪い点なのかはさておきクーペの入門車としては最適な一台だと思います。goo中古車などで検索すると状態の良いものがたくさん見つけられます。

 

最後に、CR-Zがこんな風になればいいのにという勝手な要望です。

・とにかく4人乗りなのだから4人ちゃんと乗れるようにしろ!!

まずはこれ。CR-Zの後部座席はとても人が乗れるような構造ではありません。足場が極端に狭く天井が低すぎて首が折れそうになります。てなわけで勝手に改善方法を考えたのが下記の図です。

 

この座席の配置を

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こう!!

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ちょっと分かりにくいですが、簡単に言えば後部座席を後ろ向きにすればどうかということです。この手の車で、後部座席が抱える問題の一つが天井の低さです。見れば分かりますが車の中央から後部にかけては屋根が沈んでいくので、座席が後ろ側になればなるほど天井までの余裕がなくなっていきます。それならいっそ一番屋根が高い位置に前席の人の頭も後席の人の頭も持ってくるのが自然なのではないかと考えました。※ついでに4ドアにしてみました。

安全面などを考えると難しいのでしょうが、乗れない座席を作るぐらいならいっそのことここまでの変化を提供してもよいのではないかと思います。

 

ちなみに上記を実現した場合の外観はこんな感じでしょうか。

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4ドアでもやっぱりいい!!