フェラーリ 世界6台限定モデル「セルジオ」を発表

セルジオ・ピニンファリーナ名誉会長への敬意を示した一台

フェラーリは、世界6台限定モデル『セルジオ』をアブダビで発表しました。

セルジオは、2013年にピニンファリーナがジュネーブモーターショーに出品したコンセプトカーで、フェラーリとピニンファリーナのコラボレーション60周年を記念し、6台限定で生産されることが決まりました。

ちなみに、セルジオという名前は2012年に85歳で死去したセルジオ・ピニンファリーナ名誉会長への敬意を示して名付けられたものになります。

セルジオ・ピニンファリーナは、創業者バッティスタ・“ピニン”・ファリーナの息子で、世界を代表するカーデザイナーの一人となります。1961年にはピニンファリーナの代表に就任しており、数々の名車を生み出してきました。

今回発表された「セルジオ」は、458スパイダーをベースに1960年代のフェラーリ・デザインをモチーフにデザインされており、何となく懐かしい外観となっています。

ミッドシップに搭載されたエンジンは、フェラーリ458スパイダーの高性能モデル「458 スペチアーレ A」と共通となる自然吸気の4.5リッター V型8気筒エンジンを搭載しており、最大出力605hpを発生します。

このデザインは、好き嫌いがはっきり分かれるでしょうね。昔のフェラーリが好きな人には好ましいデザインなのでしょうが、今の人にとっては「昔の人が未来の車を想像してデザインした」ぐいらの感覚に見えてしまうでしょうね。

とりあえず左右のライトをくっつけるのはどうかと・・・。

離すだけで、かなり今風になりますね。