【ロサンゼルスモーターショー2014】アウディ「R8」 570hpの「コンペティション」
最終モデルに相応しい究極性能
米国で11月18日に開幕したロサンゼルスモーターショー2014にて、ドイツの高級車メーカー「アウディ」は『R8コンペティション』を公開しました。
アウディのブースでひときわ注目されていたこの車、理由は現行R8の米国市場における事実上の最終モデルと見られているからです。すでに、アウディは次期R8の生産に備えて「ドイツ・インゴルシュタット工場」の拡張を完了しており、次期型発表へのカウントダウンも近いと見られています。
ちなみに、この「R8コンペティション」は最終モデルに相応しい性能を有しており、ミッドシップに置かれる自然吸気の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジンは、最大出力570hpを発生するというから驚きです。
アウディによると、アウディ史上最もパワフルな量産車になると公表しており、0-96km/h加速は3.2秒、最高速は320km/hに到達すると語っています。さすが最終モデル。力の入れ具合が違います。
外見は、市販車と言うよりもレーシングカーに近い装いをしており、一般道を走るにはもったいないレベルの車に仕上がっています。
室内にはカーボンを多用しており、軽量化と見た目のスポーティー感を上げる役割を果たしています。
ミッドシップに置かれたエンジンは、これぞ「スーパーカー」という感じがしてかっこいいですね。次期R8がどんなものになるかとてもたのしみです。
参考情報として「R8コンペティション」は、米国向けに60台の限定生産となります。納車 は2015年初頭からを予定しており、アウディオブアメリカのScott Keogh社長は、「R8コンペティションは、レーシングカーのR8 LMSと密接な関係があるロードカー。エンスーのための車」とコメントをしているようです。