ヒュンダイ「RM15」発表 ミッドシップレーサーが進化
「ベロスター・ミッドシップ」の進化版
韓国ヒュンダイモーターは4月上旬、韓国で開催されたソウルモーターショー2015において、コンセプトカーの『RM15』を初公開しました。
ヒュ ンダイは2014年5月、韓国で開催された釜山モーターショー2014でコンセプトカーの『ベロスター・ミッドシップ』を発表しました。この車は、ヒュンダイの小型ス ポーツクーペ『ベロスター』をベースに開発されたコンセプトカーで、ヒュンダイのハイパフォーマンス部門が、ベロスターの高性能モデルとして提案したものとなります。
特徴として、車名の通りエンジンがミッドシップレイアウトへ変更されています。ちなみに、「ベロスター」の市販車はFF駆動となっており、ヒュンダイのハイパフォーマンス部門がエンジン・ミッドシップ搭載の後輪駆動車に変身させたという経緯になっています。
ミッドシップに搭載されるのは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「GDI」で、各部のチューニングにより最大出力は300psと、市販版に比べて大きくパワーアップされています。
今回、ソウルモーターショー2015で初公開された「RM15」は、そんな「ベロスター・ミッドシップ」の進化版となり、アルミスペースフレーム構造に、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)ボディパネルを組み合わせることで、195kgの軽量化を実現しています。
前後の重量バランスは、43対57に最適化されており0-100km/h加速4.7秒のパフォーマンスを達成しています。
パッと見の外見はとてもかっこいいですね。ノーマル(上級グレート)のベロスターが韓国で160万とかで売っているのを考えると、仮にこの仕様で出るとしても300万で収まる車になるでしょう。これはかなり魅力的かなと個人的には思います。
まぁ日本では故障が多いとか悪いイメージが先行して売れないでしょうが、日本市場でもどうにか販売を再開してほしいですね。
ちなみに、実際に販売されるとしたら下みたいな感じでしょうか。
う~ん、やっぱり普通にかっこいいですね。