CR-Z 2016年内に生産終了

やはりスポーツカーの販売は難しい

先日、CR-Zの販売が終わるとのニュースが流れましたが、やはり今の時代スポーツカーを売るのは難しいということでしょう。

CR-Zはコンセプトが曖昧など、いろいろと文句を付けれらていましたがそんなに悪い車ではなかったと思います。特に日本の様にあまりスピードを出せない国には、とても適したスポーツカーだったと思います。

ただし、やはり値段がネックだったのでしょう。S660にしてもそうですが、値段が高すぎます。今は納期待ちの生産が追い付かない状態のS660ですが、その受注が一通り終わればCR-Zとおなじ状況をたどる事になるでしょう。

ずっと売り続けたいのであれば、廉価版を作るしかないと私は思います。CR-Zだって外側はそのままで、エンジンを1Lターボにしてハイブリットを無くし、150万で買えるようにしたらそれなりの台数は出続けると思います。S660もオープンを無くし、剛性を低くした廉価版を出せば一定の数は売り続けられるんじゃないかなと思います。

そうやって、時代の流れに適した安い車にしないと消費者はついてこないでしょうね。とりあえずスポーツカーを一度所有してもらわないと、いいか悪いかの判断すら自分でもできませんし。ネットの情報だけ見て、「やっぱいらね」と思ってしまう若い人もたくさんいるでしょうし、とりあえず所有してもらうというのが車屋の当面の目標になるんじゃないでしょうか。

話は変わりますがCR-Zが無くなるということは、日本のホンダのラインナップからクーペがまたなくなるということになります。ということは、シビッククーペが日本でも販売される可能性は、結構高いんじゃないかなと個人的には思っています。

かなりかっこいいと思いますし、販売してくれるとうれしいですね。

ただ、売れるかどうかは分かりませんが・・・。