【サンパウロモーターショー2014】フィアット コンセプトカー FCC4
ピックアップトラックとクーペを融合
イタリアの自動車最大手、フィアットは10月28日ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー2014において、コンセプトカーの『FCC4』を初公開しました。
「FCC4」は、フィアットの南米デザインセンターが開発を担当しており「4ドアクーペ」をテーマに掲げているらしいです。
そんな「クーペ」をテーマにしておきながら、なぜかピックアップトラックとの融合を図ったのが今回のコンセプトカーとなります。
ブラジルで人気の車種がピックアップトラックだからと、安易にクーペと融合した感じは否めませんが本当にこの様な車にニーズがあるのでしょうか。
確かに、最近の流行りとしてSUVとクーペの融合化は各メーカで行っていますが、それでさえ本当に需要があるのかは疑わしいところです。
まぁ流行っているといわれれば不思議なもので、自然とそれがかっこよく見えてきたりもしますが、さすがにこれは行き過ぎでしょう。
ただ、クーペ市場もピックアップトラックの市場も数社が独占しているような飽和状態ですので、王道な車種でそこに新たに切り込むのは確かに難しいのかもしれません。そういう現状が、こういう変わり種の車種を生むきっかけとなっているのかもしれませんね。まぁ個人的には王道のクーペで、どうにか特色を出しつつ勝負をしてもらいたいところです。
横から見るとますます変に見えてきます・・・。というかトラックの荷台にリアウインドがついただけにしか見えません。