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NISSAN GT-R

GT-R』という独立車種

現行のGT-Rは、これまで日産のスポーツモデルの象徴であったスカイラインGT-Rの事実上の後継車種にあたりますが、独立した車種としてNISSANのラインナップに並んでいます。

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前モデルであるR34と比べるとわかりますが、派生元が存在するR34はスカイラインの印象を色濃く受け継いでいますが、現行のGT-Rにはそれがありません。そのためスカイラインとしてのGT-Rを愛していたファンにとっては寂しいところなのかもしれません。ちなみに下がR34『スカイラインGT-R』になります。

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一応2ドアクーペのスタイリングをとっていますが、やはり派生元がスカイラインだけあってセダンの装いが垣間見えるデザインとなっていました。

 

現行のデザイン

特徴としては、いかにも早そうといった割り切ったデザインではないでしょうか。同クラスのクーペ、例えば欧州車などは高級感を取り入れたデザインを好みます。これは富裕層への販売が目的であるこのクラスの車種では当たり前の事ですが、GT-Rはどちらかといえば純粋に車が好きな層に訴えかけるデザインになっていると私は思います。

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やはり独立した車種であるため、スカイラインの要素はほぼ見受けられません。どちらかというとフェアレディZを連想させるスタイリングではないでしょうか。

ただ一点、スカイラインの特徴である丸型のテールランプは残されておりこの点はスカイラインの面影を残す一面となっています。

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ちなみに横から見た限りでは2シーターに見えますが、2+2の4人乗りになっており一応大人も座れる後部座席となっています。ただ、お世辞にも座りやすいとは言えずあくまでスポーツカーとの後部座席といったところでしょうか。

走行性能

走行性能は日本車でトップクラスといえるでしょう。海外のスーパーカーにも引けを取らない性能で3.8L V6 ツインターボエンジンを搭載し、初期モデルでも最高出力480psという数値をたたき出していました。幾度となくマイナーチェンジを繰り返しており、年々性能を向上させている点も評価に値します。

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ここまでの性能を有しているGT-Rですが、価格は1000万を切る値段から設定されておりコストパフォーマンスの点からみても、優秀な一台だといえるでしょう。

 

次期GT-R

幾度となくマイナーチェンジを繰り返してきたGT-Rですが、そろそろフルモデルチェンジをしてもいいころなのではないでしょうか。ちなみにスカイラインは今年フルモデルチェンジをしており、以前の様にスカイラインの派生車に戻すのも一つの手かと思います。日産は新型のスカイラインを高級車ブランドとして押していくようですし、ここらで大きな方向転換をする意味でもスカイラインGT-Rを復活させるべきではないでしょうか。

 

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ちなみに私の想像図はこんな感じです。どうでしょうか?